創価学会破門の経緯を知らない方へ その38


「『第二 創価学会の教義上の違背』 創価学会は、現在、本宗の伝統法義に対して、重大明白な違背を犯しております。本宗の三宝中、仏宝及び法宝の意義内容たる人法一箇の御本尊について、池田大作氏は、「宇宙根源の法をそのまま御図顕あそばされた大御本尊」などという、御本仏大聖人の己証から外れた法偏重の謬義を繰り返し述べております。これは、まさに本宗の教義を破壊する大謗法であります。しかも、池田氏は、過去にも、あろうことか何体もの板御本尊を、勝手に模刻するという大罪を犯しております。また本宗の僧宝は、唯授一人の法体血脈所受の人にして、第二祖日興上人を随一とし、歴代法主の全てにわたるのであります。すなわち、法主は、血脈法水のもとに、本尊書写並びに教義に関する正否の裁定をはじめ、仏法の化儀における一切の権能を具えるのであります。故に、本宗の僧俗は、自行においても、また広布進展の上からも、法主の指南に信伏随従しなければなりません。しかるに、創価学会では、この血脈付法の法主に信伏随従する信条を、「盲信への強要」であると誹謗したり、また法主に対して、「二枚舌」「悪鬼入其身」「天魔」「法滅の法主」「日顕宗」などと誹謗中傷の限りを尽くし、本宗の命脈である唯授一人の血脈の尊厳を、甚だしく冒しているのであります。これは、明らかに本宗相伝の僧宝義・血脈義に背反する大謗法であります。さらに、『聖教新聞』『創価新報』等の機関紙において、広い意味で僧宝に含まれる宗門僧侶に対し、実名・顔写真入りで、口を極めて悪口中傷し、その社会的信用を大きく失墜させております。このように、現在の創価学会が、本宗信仰の根幹である下種三宝を著しく破壊していることは、火を見るよりも明らかであります。

(次回は、『創価学会の教義上の違背』(二)、(三)となります)

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