創価学会破門の経緯を知らない方へ その36

創価学会が宗門から破門となるには、その前段にはかつて入門がありました。この入門と破門を知るためには、「破門通告書」の内容を熟視する必要があります。破門という背景には、純然とした一つの歴史があります。破門にあたり宗門が創価学会に何を語ったのか。平成3年11月28日、日蓮正宗は創価学会名誉会長の池田大作氏、同会会長の秋谷栄之助氏、同会理事長の森田一哉氏あて、「創価学会破門通告書」を通告しました。今号より、その全文を掲載してまいります。


「先般、日蓮正宗は、創価学会に対し、これまでの問題の一切の責任を取って、自主的に解散するよう、『創価学会解散勧告書』を送付いたしました。しかるに、創価学会は、かえってこれに反発し、法主並びに宗門に対して、ますます悪質な誹謗中傷を重ねております。日蓮正宗としては、創価学会が、信徒団体としての存立の目的・基盤を自ら破壊し、本宗の法義・信仰に著しく背反し、また宗教法人としてのあり方からも大きく逸脱して、法主・宗門からの、たび重なる教導・制誡に対しても、一片の反省懺悔すら示さないため、もはやこれ以上、本宗信徒団体として放置しておくことはできず、ここに、日蓮正宗からの破門を通告するものであります。さらに、このような創価学会の指導を受け入れ、同調している全てのSGI(創価学会インタナショナル)組織、並びにこれに準ずる組織に対しても、併せて破門を通告いたします。」

(続きは次回、「第一 日蓮正宗と創価学会との関係」になります。また、これまで掲載の「正し
い仏教への信仰を知らない方へ」はしばらくお休みとなります。)

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