創価学会破門の経緯を知らない方へ その29

平成2年12月上旬、11月16日第35回本部幹部会における名誉会長スピーチの録音テープが総本山に複数よせられた。その内容は、新聞掲載とはかけ離れたもので、「猊下というものは、信徒の幸福を考えなきゃあいけない。権力じゃありません」という猊下を軽視・蔑視する発言や、宗門や僧侶への蔑視・批判の数々であった。

宗門は、これが総講頭という全信徒を代表する責任重大な立場による発言であり、衛生中継によって同時に数十万人の会員を対象として行なわれた以上、その与える影響は甚大であると受け止めた。そこで7月度連絡会議の学会側の一方的な状況を踏まえ、また当人不在の場では真意は通じがたいと判断し、問題の部分を文書による「お尋ね」として12月の連絡会議にて秋谷会長に提出した。(次回 秋谷氏の受け取り拒絶)

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