創価学会破門の経緯を知らない方へ その18

昭和54年5月3日、創価学会では、日達上人御臨席のもと、北條新体制による第40回本部総会が創価大学において開催された。

その席上、日達上人は、池田氏・学会首脳の反省を認められ、「この数年間、まことに残念な出来事が続き、混乱を招きましたことは、悲しいことでありました。幸いにして前会長の英断と、心ある人々の努力により、再び秩序の回復に向かい、晴々と今日の天気のごとく明るい出発ができることは、まことに喜ばしいことであります。(中略)どうか今後は信徒団体としての基本は忠実に守り、宗門を外護していただきたいのであります。その上で自主的な指導と運営で伸びのびと御活躍を願いたいのであります」と御指南された。

これをもって昭和52年路線の一連の学会問題が収束されたのであった。(次回 日顕上人による協調路線の継承)

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