正しい仏教への信仰を知らない方へ(人生の土台について)

大昔、智慧のない富豪の愚人がいた。愚人はあるとき豪勢な家を見た。三重の楼閣であった。愚人は「自分は彼に劣らない財産を持っている。これ以上のものを造れないわけがない」と思い、木匠といわれる大工に建築を依頼した。大工は地をならし、石を積み重ね、立派な三重の楼閣とお濠(ほり)を完成させた。時に愚人はその立派な建物を見てひどく落胆した。愚人は最上階の楼だけが欲しかったのである。大工に文句をつけると、大工は「どうして最下を造らないで二階ができ、二階を造らないで三重
の屋を造ることができようか」と嘆いた。

法華経の教えと修行は人生の土台を説く。また正しい仏法への帰命が国土を救い、家庭の色を変えることを説く。日蓮大聖人曰く「衆生の心汚るれば土も汚れ、心清ければ土も清し」と。法遍寺をお訪ね下さい。

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