信仰は何のためにするかを知らない方へ

ある貧女の家に穴蔵があり、大金が貯蔵されていた。そのことを貧女は知らず、貧しく苦労の連続であった。時にある人が貧女に「どうしてそなたは、このような賤しい身なりをしているのか。この家には財宝が積まれた蔵があることを知らないのか」と。貧女は「自分の家にはそのような蔵はない」というと、その人は「蔵には沢山の塵くずが覆っていて知らないのも当然である。あくたを除いて掘り出しなさい」と言った。貧女はその通りに掘り返し、その蔵を見つけ大長者になった。

ここでいう貧女は福徳と智慧のない者のことで、我が生命の仏界を涌現できない人々のことです。妙法蓮華経とは私たちの生命の奥底に眠る仏です。正しい御本尊に妙法蓮華経と唱える修行がなければ我が身の如来は顕われません。真実の仏法はあなたの人生を救います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました