宗派は別でも宗教の目的は同じだから…

宗派は別でも宗教の目的は同じだから、どの宗派でもよいのだ、と主張する人がいます。

しかし、各宗派の教義を見ると、教主も本尊も修行も教典も、それぞれ全く異なっています。キリスト教、イスラム教、儒教、仏教、そして仏教といっても小乗教、大乗教、さらにその大乗教にも所依の経典が異なり、教主や教義、修行や目的が異なります。つまり仏教といっても、そこにある「仏の心」が違うのです。

もしあなたが、宗教の目的は救済だからどれも同じだというならば、それはあたかも「学校はすべて教育を目的にしているのだから、学校と名のつく所は皆同じだ」と言っているのと同等になるのです。

宗教の選択が人間の幸・不幸に直結する問題であることを知れば粗雑な判断はできません。宗教に対する正しい判定基準を知って頂くためにも、ここ法遍寺をお訪ねください。

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