「人は善根を積めば必ず栄える」

世の中の戦争や犯罪をいくら正当化しても、これらの行為に「善」と「正義」は存在しない。

仏法には「善根」という言葉がある。この「根」とは働きを起こす力をいい、草木の根が幹や枝を成長させる能力の基であることに由来する。善心が善行を生むのである。大聖人は南条殿の苦境の中からも絶えない御供養に対し仰せになった。「花は咲いて果となり、月は出て必ず満ち、燈火は油をさせば光を増し、草木は雨が降れば繁くなる。これと同じく人は善根を積めば必ず栄えるのである」と。(御書1446 趣意) 後の南條家の繁栄は、総本山の開創と大御本尊の厳護という信仰者の鑑として表われた。

絶対善の源は妙法への信である。真実の善根を積むところ、人生境界の栄えが必ず生じる。喜びの勤行と唱題を重ね、喜んで妙法広布の人材となろう。

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