四条金吾殿は主君の…

四条金吾殿は主君の江間光時を折伏したことなどにより、数年にわたり出仕停止や領地没収などの苦境に立たされた。

しかし結果として以前にも増す信頼を主君から得ることとなった。主君に忠義を貫き、大難に敢然と立ち向かい、決して妙法を捨てることのなかった四条殿に対し大聖人は、「陰徳あれば陽報あり」の大果報と褒められ、成仏疑いなしと約束された。そして仏の智慧が深遠なるを、「根の深い樹木」と「源の遠い川」に譬えられ、この末代悪世に根をはり、尽きず流れ栄える妙法の偉大なるを示された(御書1391頁)。

御本尊の功徳・仏力を心から信じ、身も心も南無妙法蓮華経に捧げ、大聖人の御教えを受持し続ける人に一生成仏と絶対の幸福が約束される。我々も四条金吾殿を信者の鏡として、いよいよの信仰を深めてまいろうではないか。

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