人生は川に譬えられる…

人生は川に譬えられる。穏やかな時、荒れる時など、平坦ではない人生が川の姿と相似する。

法華経の薬王品には妙法の功徳を「渡りに船を得たるが如し」と示される。三世の生命の流れを大河に、成仏の境界を大船で悠々と渡る姿に譬えるのである。何もせずにその船を得ることはできない。大聖人は、「此の経を一文一句なりとも聴聞して神(たましい)にそめん人は、生死の大海を渡るべき船なり」(御書1555頁)と仰せである。たましい(神)とは天から賜った尊い心をいう。その尊い心に法門を染めることが仏道である。

さらに大聖人は、妙法との出会いは宿縁であるゆえ、たとえ一句なりとも人に法門を語ることが「如来のつかい」(同頁)と仰せである。真の歓喜は妙法の船に導くことにある。大いに感謝の下種・折伏に邁進し、人を妙法への入信に導こう。

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