大聖人は病床に伏す南条殿に対し…

大聖人は病床に伏す南条殿に対し、「日蓮は釈尊の一人事の秘法を霊鷲山において確かに相伝し、日蓮の中に秘して隠し持っている。日蓮の心身の本地は、諸仏が禅定の行をし、その仏が悟りを得、誕生し、説法する処である」(御書1569頁 )と 仰せになり、自身の処に、仏様が仏と成る修行の根源があられることを明言あそばされました。さらに「日蓮の処に参詣するならば、必ず無始の罪障は消滅し、三業の悪は転じて三徳となる」(同頁)と 、大聖人のもとへの参詣を促されたのです。

身・口・意の三業の裏には貪・瞋・痴の煩悩があります。三徳とは仏の徳相のことで、真理と智慧と菩提をいいます。大聖人の御魂塊がまします総本山への参詣は仏道―切の根源です。根っこから人生を変えることができます。新年の初登山、心して向かいましょう。

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