仏法では、私たちの心に…

仏法では、私たちの心に妙法を知らしめることを「下種(げしゅ)」といい、日蓮大聖人は「法華経は種の如く、仏はうえて(植手)の如く、衆生は田の如くなり」(御書1040頁)と仰せです。

私たちには、妙法という仏種を成長させる尊い「稲田」があります。その心田に妙法を植ゆるには「信の一字」が不可欠です。久遠本因妙の仏である大聖人のご化導に従う人は、稲や果実と同じく、下種を成長させ、成仏の命に変わります。

「信」を下種とし、「南無妙法蓮華経の口唱」を調熟とし、「本尊への冥合(みょうごう)」を「度脱」とするのです。

私たちは唱題を専らにしつつ、三宝尊への報恩と、衆生救済のための折伏に励むことによって、知らず知らず心田の仏種が着々と実り、白米にまで成長するのです。

絶対の信のもと精進してまいりましょう。


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