新池御書(御書1457頁)には…

新池御書(御書1457頁)には「雪山の寒苦鳥」の譬えが説かれています。雪山に住む「寒苦鳥」は巣がなく、晩になるとその寒さから夜が明けたら必ず巣を造ろうと心に決めます。しかし夜が明けると朝日がさし、その温かさから一日中遊んで巣をつくることを忘れ、その繰り返しで一生を終えるというお話です。

私たちには輪廻の法則があり、一生の間につくった業によって色々な境界に生まれることが繰り返されます。過去を振り返って、ああ人間界にいた時にもっともっと善根を積めばよかった、とならぬよう、人間界に生まれた果報に感謝し、仏の教えのままに、正法たる大御本尊に対する信仰修行のもと、折伏の大善をなし、現世安穏・後生善処の大功徳を享受させて頂きましょう。

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