日蓮大聖人は安国論御勘(ごかん)由来の…

日蓮大聖人は安国論御勘(ごかん)由来の冒頭に「凶悪が増す世間の体(姿)と一切経を照らし合わせると、道理と文証が明確に顕われた。故に止まることなく勘文書をしたため、これを立正安国論と名づけた」(趣意・367頁)と仰せです。

当時の「世間の体」とは大地震や疫病、そして朝廷と幕府の争いなど内紛が絶えない世相のことです。現今の日本も世界も、大聖人の当時と変わりなく「危機の時代」であることは疑いありません。大聖人は世相全体を覆う暗雲の一切の源が邪宗教であることを我々に見知らしめるため安国論をしたためられました。国の乱れ、民の乱れ、家庭の乱れ、一個人の乱れ、不幸の根源は謗法です。大聖人の大慈悲心を受け止め、御本尊への絶対の信心に住すれば、折伏を常に忘れず、広宣流布に勤める人として成長します。人々をこの信心に導くこと、これが我々の使命です。折伏のために大いに悩み、
そして努めましょう。

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