折伏とは人への施しの力

私たちは生きる力を頂いて生きている。

大聖人は富木殿の夫人に一通のお手紙を差し上げた。そこには「矢が飛ぶのは弓の力により、雲のゆくは竜の力、男の働きは女の力による」(御書955)と富木殿の下総(千葉)から身延への歩みはあなたの力であり、夫を見れば妻が見える、と夫人の力を讃歎された。

妙法の御本尊は十界衆生の苦しみを生きる歓喜に変え救済する。

第65世日淳上人はある論文の中で「一心に只仏を祈ること、それでいいのである。行者の願に一として叶わざるなしとの御金言そのままに仏に祈ればいい、妙法の功力に勝るものがないからである。信行は事実であり、実在である。されば利益も実在である」と仰せになった。

実在する信行を貫き、頂く力に感謝し、その頂いた力を他人のためにも使う。それは折伏という人への「施し」であることを信じ行動しよう。

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