創価学会破門の経緯を知らない方へ その37

前回に続き、「創価学会破門通告書」の内容を掲載します。

「『第一 日蓮正宗と創価学会との関係』 日蓮正宗は、宗祖日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、本門戒壇の大御本尊を信仰の主体とし、宗祖以来の唯授一人血脈付法の法主の指南に基づいて、信行に励み、広宣流布に邁進してきた、七百年の歴史と伝統を持つ、正系の宗教団体であります。創価学会は、初め創価教育学会として昭和五年に発足し、その後、日蓮正宗信徒の団体となり、昭和二十年、創価学会
として再建したのであります。故に、個々の創価学会員は、学会員である前に、まず日蓮正宗の信徒なのであります。よって、創価学会は、右宗旨の根本に絶対的に帰依し、法主の教導に従って日蓮正宗信徒団体としての本分を守らなければなりません。戸田二代会長は、昭和二十六年、宗門外護と折伏活動の便宜の上からとして、宗教法人を設立しようといたしましたが、その際、宗門より提示した『①折伏した人は信徒として各寺院に所属させること、②当山の教義を守ること、③三宝(仏法僧)を守ること』との三原則の遵守を確約したのであります。すなわち、宗門外護と三原則の遵守こそは、宗教法人創価学会が、自らの会則規則においても定めるとおり、本宗信徒の団体として存立する上で、欠くことのできない大前提なのであります。」

(次回は、「第二 創価学会の教義上の違背」になります。「正しい仏教への信仰を知らない方へ」は、しばらくお休みとなります。)

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