正しい仏教への信仰を知らない方へ(方便の意味と仏の慈悲)

「嘘も方便」という言葉は誰もが知っている。一般的には方便とは、目的を達成するために用いる方法や便宜という認識である。しかし、その由来は仏教にあり、仏や菩薩が衆生を救済するために用いる巧みな手段のことである。

仏は我々衆生の心にある「欲」をすべて見抜いている。その欲に合わせて誘引し、仏の本当の心(真理)を説く法華経に至るまでの間、方便をもって導いたのである。仏の目指すところは、生命の奥に潜む「苦」の救済である。

正しい信仰は、世界中の人々を絶対の幸福なる即身成仏の境界に導く。一時の気休めや現実からの逃避ではなく、苦悩を喜びに変え、難事を乗りこえ、生死の苦を涅槃へ、忍土を寂光の楽土に転換するのである。仏の真実の慈悲は、ここ日蓮正宗にある。ともに人生の境界を開いていこう。

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