創価学会破門の経緯を知らない方へ その31

創価学会が宗門に送りつけてきた九項目の『お伺い』なる詰問書は、宗門への敵意に満ちていた。その中には、先のお目通りの時に、猊下が名誉会長に「学会の記念行事があるから御講にいかなくてよいと、あんた自身が地域の総代に言ったじゃないか」と言ったとして、これを事実無根とする批難であった。

無論、猊下はそのようなことを申す訳がなく、すべてが捏造極まるものであった。宗門は、もはや学会には『お尋ね』に対する誠意ある回答の意志がないものと受け止め、平成2年12月26日、その旨を学会本部へ通知した。

そして宗門は、元より懸案事項となっていた「宗規」の改正に踏みきったのである。同年12月27日、臨時宗会により改正案が議決され、それに伴い総講頭・大講頭の資格が喪失したのであった。(次回 宗規改正の内容)

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