正しい仏教への信仰を知らない方へ(言語道断の意味を知る)

一般的に「言語道断」という言葉は、「常識を逸脱したこと、もってのほか」という意味で使われる。

本来は仏教の言葉で、「言語の道絶えて言説すべからず」、つまり仏法が説く妙理、究極の真理は言葉では表現できず、思索がおよばないことを示している。言葉を代えれば「不可思議」である。

正しい仏法は単なる精神修養や気休めではない。人間のその生き方、人の幸・不幸に係わる重大な要素、大きな価値がこめられている。日蓮大聖人の仏法は、真に一切の人間の苦悩を喜びに変え、大難を乗り越え、娑婆の忍土を寂光の楽土へと転換させる。妙法の信仰には言語道断の実証がましますのである。

妙法を唱えるところ、滅せぬ罪はなく、来ない幸福はなく、深妙の境界が開かれる。ともに妙法を信受しようではないか。

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