正しい仏教への信仰を知らない方へ(果報とは何か)

世間では「果報者」「果報は寝て待て」というと良い意味で使われるが、本来の意味は善・悪業のいずれにも通じており、報いとして表われる結果をいう。「因果者」「因果なやつ」も同義である。

仏法は過去・現在・未来の三世に連続する生命の流れとして、生老病死などの四苦・八苦を説き、また十二因縁(三世の因果)などを宇宙法界の絶対原理とする。この永遠の生命観に立脚した因果論は、人の生きる道を存在の基底にある生命の問題に焦点を当て究明するのである。

仏は、「仏界」の生命を開く要件と「因行果徳」を得るための法と修行を明らかにされた。これを本因妙の修行という。法華経の御本尊に帰命し南無妙法蓮華経と唱えることである。身土不二の原理により自身も環境も変わる。真実の「果報者」となるべくお待ちしている。

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