創価学会破門の経緯を知らない方へ その10

創価学会の「教義逸脱問題」は、当時の池田氏や学会首脳の指導に見ることができる。例えば「人間革命」を「現代の御書」と称し、「大聖人の仏法」に対して「創価仏法」という新語を用いる。仏法の原点を戸田会長の獄中の悟達にあるとし、池田氏には主師親の三徳が備わる。池田氏は久遠の師であり、本門弘通の大導師である、という表現が用いられた。

そして大聖人以来の血脈相伝による絶対の師匠である歴代の御法主上人を蔑如し、創価学会は大聖人直結、御書直結とした。ついには学会独自で経本を作成し、観念文の中に歴代会長の名前を加え、そこに御歴代上人のみに用いる「御報恩謝徳」の語もって観念とした。さらには池田氏による「血脈の本弟子(または新弟子)たるを証す」という傲慢な証書が学会幹部に授与された。(次号に続く)

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