創価学会破門の経緯を知らない方へ その9

創価学会の昭和52年路線という教義逸脱問題の最中、遡ること昭和48年頃より創価学会は、池田の意向に従い、学会や池田氏個人に下付された紙幅の御本尊を、御法主上人の許しを得ることなく、勝手に板御本尊に模刻していたことが発覚した。その御本尊は第64世日昇上人・第66世日達上人御書写による全八体であった。

昭和53年、このうち一体は日達上人の許可によりそのまま学会本部に安置され、他の七体は、日達上人から叱責されて、直ちに総本山に納められた。この大謗法事件については、昭和53年11月7日に総本山で開催された「創立48周年記念登山代表幹部会(通称おわび登山)」で、辻副会長が「不用意にご謹刻申し上げた御本尊については、重ねて猊下のご指示をうけ、奉安殿にご奉納申し上げました」と公式に発表し謝罪した。(次号はその他、教義逸脱の概要を記す)

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