およそ、自分が間違っていると…

およそ、自分が間違っていると分かっていても、他人から注意や指摘を受けると不愉快になるのではないでしょうか。また指摘された事柄が正しく、それを理性では承知できても、感情の面では「そんなことを言うあなただってこうじゃないの」と思ったりします。また、逆恨みして相手を怨嫉することも少なくありません。

どうも人の心には、自分の意に染まらないものを拒否したり否定したりする心が沸き起こってくるよう
です。大聖人は仰せです。「人を良くするものは味方よりも強敵が人を良く大成させる」(種々御振舞御書・御書 1063 頁 趣意)と。大聖人の如く、大難そのものを最高の善知識とし、「これぞ法悦」とのご境界には仮に至らなくとも、私たちは御本尊の利益によって心を洗い、逆境の瞬間こそが己の成長の時と心得ていくことが大切なのです。

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