世間で生業を持ちながら…

世間で生業を持ちながら信仰に精進することは並大抵でない苦労もあるかと思います。大聖人は、四条金吾殿御返事で「苦を苦と悟り、楽を楽と開く自受法楽の信心」の大事をお説きです。(趣意・御書991頁)私たちの一生は、どう生きても一生ですが、苦楽に縛られない仏道修行による功徳善根は、自らの即身成仏を開き、過去世の先祖等に感謝され、未来に生じてくる子々孫々から尊ばれる、まさに三世一体の法楽に包まれた成仏の姿として必ず顕われます。

苦楽の奥にある「法楽」という名玉を取り出せるか否かは、各人の真剣な勤行と唱題にかかっています。そして苦楽を超越した法楽に満ちた境界を開くためにも、大聖人が仰せのままに自行化他の折伏をもって縁ある方を御本尊の元に導いていきましょう。

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