大聖人様は、わが身を七つの宝で飾ることが幸福と成仏の道であるとご教示です。(御書793頁)
七つの宝とは七聖財(しちしょうざい)のことで、
①「聞(もん)」=正法を聞くこと、
②「信(しん)」=正法を信受すること、
③「戒(かい)」=非を防ぎ悪を止め、正法を守ること、
④「定(じょう)」=安心立命の境界にして信心から離れないこと、
⑤「進(しん)」=勤行・唱題など仏道に精進すること、
⑥「捨(しゃ)」=不自惜身命の信心で自分の執情を捨て、他人のために法を施すこと、
⑦「慚(ざん)」=自らを恥じることを知り向上心を失わないこと、
の七つをいいます。うわべの信心とならぬよう、真剣な勤行と唱題、そして折伏をなし、体験の上に我が身を七宝に飾りあげましょう。
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