国家間や人どうしが争う原因は…

国家間や人どうしが争う原因は、まず自分の利益や欲望のみを充たそうとするため。これを仏法では貪欲(とんよく)といいます。

次に感情的な憤怒によるもの。これを瞋恚(しんに)といいます。

また相手をよく理解しなかったり、考えが浅薄なるゆえ。これを愚癡(ぐち)といいます。

そのほかに高慢心や猜疑心が争いのもとになることもあります。

国家間も個々間も、争乱や殺りくが絶え間ない歴史的事実は、表面的な道徳教育や倫理の訓話などで解決できる単純なものではないことを物語っています。

真実の平和は、もはや知識や教育の次元を超えた、人間生命の奥底より動かす力のある、真実の仏法によらなければ生まれません。人生を浄化させ、真実の平和を実現せしめる信仰がここ日蓮正宗にあります。お待ちしています。

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